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zoom RSS 加賀乙彦先生の都市再開発・二つの変化について

<<   作成日時 : 2010/12/30 18:23   >>

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 「奇怪な都市」への嘆き
「わがふるさと東京」と題して、東京生まれで東京育ちの作家で精神科医である加賀乙彦先生が日経新聞(平成22年12月19日)に、”巨大な新しい建築ができれば、人々は東京は綺麗になった、立派になったと喜んでいるが、その陰で古い味わい深い建物がどしどし壊されている」「古い街並みが、無慈悲に壊されて味気のないマンションになっていく」「東京は絶えず変化する、しかも、私の嫌いなコンクリート・ジャングルの奇怪な都市になってしまった」と、建替えや街づくりあるいは再開発による都市の外観や景観の変化を嘆かれています。

「外観や景観変化」と「コミュニティの変化」
外観や景観の変化は、その好き嫌いは別にしても、誰でも容易に気づきます。もう一つの、町づくりや再開発によって、その地域地区のコミュニティの変化に気づく人は少ないようです。
「追い出し型再開発」とも言える手法は、町づくりの効率性を重視し、その地域地区の従前の居住者、事業者が再開発後に、同じところにそのまま住み、事業を継続することを困難とする再開発と言えます。そこに住んでいた住民及び事業者は、丁度、伊豆大島の火山爆発から逃れる住民や農漁民のように、再開発によってその地を出てバラバラになります。ただ、火山爆発の場合、火山が小康すれば住民や農漁民は再び島に戻ることが出来るわけです。大きな困難が伴うにしても従前の生活、仕事及びコミュニティが復活する期待があります。ところが、「追い出し型再開発」の場合、再開発が完了しても、町づくりが終わっても、従前の居住者、事業者が再び前の地域地区に戻ることはありません。その結果、伝統的な地域行事や特有の地場産業もなくなります。地域共同体の崩壊となります。多くの場合、子供や高齢者、零細事業者への影響が大きいようです。

「コミュニティ計画」の必要性
ところで、外観や景観の変化について、「綺麗になった、立派になった」とする評価と加賀先生のように「奇怪な都市」になったとする評価のように、年代、人の価値観、職業あるいは経験等によって評価が分かれるのは、仕方ないと思います。
二つの変化への計画、すなわち外観や景観の計画と共に地域地区のコミュニテイの計画が街づくりや再開発の計画には必要であり、重要であると考えます。

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